りぼん2018年11月号感想
表紙は、まさかダブル表紙なんて。
苦節10年の集大成とも言える「絶叫学級」の表紙を潰すなどできなかった…
確かに重要・偉大なことではあるのですが、おそらく現役読者以外は皆、店頭の「りぼん」を見て「ちびまるこちゃんじゃない?」と思うでしょう。
現役読者の何十倍もの、日本人の大半がさくらももこ氏の逝去は知っているはずです。その半分ぐらいが、「ちびまるこちゃん」が「りぼん」作品だと知っているでしょうか。
そして別冊付録以外の本誌の中に、ほとんど何もない…一応一ページ、編集長コメントが見つかりましたが、それも巻頭でもない、目次を見てよくよく探さなければ見つからないところ。
それこそ巻頭に小学館社長・漫画家たちのコメントが大量にあってもおかしくないのに。
それほど、雑誌の何ページにどの記事や漫画を置くかの予定はがっちり決まっていて、変更できないものなのでしょう。
来月号が追悼特集号ということもない…
絶叫学級(いしかわえみ)さよならミニスカート(牧野あおい)ハニーレモンソーダ(村田真優)HIGH SCORE(津山ちなみ)ハツコイと太陽(木下ほのか)6月のラブレター(春田なな)古屋先生は杏ちゃんのモノ(香純裕子)きらめきのライオンボーイ(槙ようこ)アニマル横町(前川涼)愛ともぐもぐ(優月うめ)たったひとつの君との約束(池田春香/みずのまい)ラブゾンビ!?2(森乃なっぱ)キミハユウシャ(佐和田米)群青リフレクション(酒井まゆ)恋ばっかりの世界でわたしはキミと(柚原瑞香)ぼくらのクロノスタンス(大詩りえ)Say the name!SEVENTEEN(柚木ウタノ)指先からキス(見沢さきほ)次号予告
絶叫学級
爆発で死んだのが一人だけ?
…これがホラーと言えるのでしょうか。ある意味大胆な作品です。
さよならミニスカート
正しい判断ができなくなっている…その変化は大きいですね。
さらに事務所側も陰謀じみた動き…
男な限り女はいつも怯えてる…暴力は、二つに分けられるでしょう。物理と精神。
物理的な暴力は、拳銃を手に入れ訓練すれば女でも男に勝てます。
でも精神…以前からトラウマを植えつける、圧倒的な動物的カリスマ…引き金を引かせない精神的な差があれば、拳銃も無意味です。
人間じゃなかった、それが彼女のどこかの本質かも。
ゆがみのある人間のほうが、人間ではないナニカよりまし…多分、広島や長崎に原爆を投下する、そのボタンを押した人も、人間ばなれして完璧な男、完璧な軍人、完璧なキリスト教徒だったのでしょう。
人間として関われるのは、犯人である可能性が高い彼のみ…意外すぎる展開ですが…
一度休む、そして編集部が前代未聞なほどのプッシュ…この作品の評価はどうなのでしょう?
とんでもないカフェインで脳みそが崩れるような作品ではありますが。
ハニーレモンソーダ
ひとりじめ、それだけにこれほど罪悪感を…
演技力高すぎ…読者には確定情報出しておいて、他の子はこれだけの情報は持ってない。
「観察不足」…ここまで見抜かれてるのに演技を続ける意味ってあるんでしょうか。
席の距離で仲の悪さを表現するのはうまい。
大事な場所を突き止めて「教えてよ」「教えない」…止められなかったらどうなってたでしょうね。
ここで言葉にできてしまう…
抱きしめる、というのをここまでしっかり描けるとは…本来、「抱擁」はキスシーンに匹敵する、あるいはそれ以上に強力なラブシーンなんですよね。そして服と体の高度な表現力が求められる分、むしろ難易度は高いかも。
HIGH
SCORE
ハロウィン…なぜ寺で。
太陽十字架マンはこれはこれで面白いです。
プロたちの頑張りが苦笑。
人間になる…下半身はどこから調達したのでしょう?
ハツコイと太陽
すごい魅力的な扉絵です。
とんでもない方法で隣に…いや現実の小学生なら恋仲だと人は言うと大騒ぎでは?
思いもかけず素敵なのをもらってしまった、さてこれがどうなるやら…
いきなり肩を抱き寄せられる…まさに好きでもない子にこんなことするはずないとしか。
「告白するんですか」に「そうだよ」…ものすごい結城ですね。
そして答えが中間…おひ。
本気って何をするんでしょう。もう決着ついてるにもほどが…
6月のラブレター
見えない人がこれを見ていたらどう見えるのやら…
で、覚えていない、どういう関係だったのか。うまくひっぱります。
九條くんに聞かれていた…なんというか本人に聞かれていなければいいんですが。
怖いの…いや単に今経験してるだけですけどねえ。
付き添い…いやまあ一週間起こしてもらった恩返しを考えると。
さてどんな肝試しになるのやら…ほかの霊まで見えるようにはならないですよね?
古屋先生は杏ちゃんのモノ
何という無駄な美しさ。
女子たちの妄想が苦笑します。
「そんなことないですよーペロ」「男子とw思ってwwないですし~」このあたりは実に楽しい。
女なのにドキドキするなら、宝塚劇場に…ってなに人に麻薬を勧めてるんだ俺。冗談抜きで人生終わる。
露出が多いから、って…なんでばれない。普通アウトでしょうこれで。
で、やってくれたんですね…というかこれ目撃されたらどうすんねん…
というかスマホ拾われたら終わるって…
…本当に何でばれない…
きらめきのライオンボーイ
すごいことになってきてますねえ。
で、女の子たちでぶちまける…「女子みたいなもんだから」って…
だまってティッシュを出す、できた人ですねえ…
何を見せたんでしょう…愚問ですね。
「かっこいいんだかひっこんでてほしいのか」確かに何とも言いようがないですね。
「もっと大切にしてよ」が最高の言葉ですね。
着地はしましたが、えらくカッコ悪いプロセスもあったもんです。まあ普通に殺人未遂ですが。
アニマル横町
最初はほっこり、徐々にブラックが重なっていく…
結局ひどい目にあうだろうな、と積みあがっていくフラグが実に楽しい。
「地獄に落ちろ」なら、狙いは耳・首・脳天などでは?それに凶器もスポーク…
一カ月前に…まあ、法事の年間違えるよりは…
愛ともぐもぐ
…なんというプロポーズ。
乾燥機だけを使う、という手もあったんですね…考えたこともありませんでした。乾燥の手段がなかった前の部屋でそれを知っていればもっと衣類の寿命が長かったかも。
腹の音で告白が…と思ったら、アイスを渡しながらストレートに。
うわあ…すばらしい。
アイスを落としてしまうのもいいアクセントになりましたね。
そして、別れ際にしっかり…うわああ。
…どうかせめて数回ぐらいは、ひたすらラブラブでありますよう。最近の「りぼん」はそれでも売れる作品はいくつもあると示してくれてますよ!
たったひとつの君との約束
楽しそうですね。
そして病気の事…これは結構重大なことですよね。
一人の世界…「シャッター下ろして」というのはわかりやすい表現ですね。
強い告白、聞いていた静香ちゃん、どんどん話が暴走しますね。
悪いことばかり想像する、ここがすごく痛みが伝わります。
そして敵側に、王道ってやっぱりいいですね。
彼は記憶喪失とは…もう王道にもほどがありますよ素晴らしい。
ラブゾンビ!?2
マスクの中で叫んだらどうなるんでしょうね。
用途の単純さは乾いた笑いしか出てきませんでした。独裁者の夢であり、宗教家の夢ですね…
…ふたりともリーマン予想やM理論や培養肉に挑戦してくれたら平和だったのに。
再登場もまさに王道…
いやー…なんというか、もんのすごい味が濃い巨大ハンバーガーを一気食いしたような…
キミハユウシャ
この崩れかけたような表情と素晴らしい肌や服の質感…感想こそ書いていません(ショートも全部書いたら感想自体絶対無理になるので)が、アクロトリップも毎回とても楽しんでいます。
すごいことを言いますね…というかみなさん姫様を放任しすぎ。誰か気づけよこのやばすぎる状態…
男の子はこれだから…さらに一気に変わってしまった、さてどうなったのやら。
…と思ったら魔王の紋章、やってくれました。
一生会えないのでしょうか?それとも会いに行ったのか…とても切ないラストですが素晴らしい。
群青リフレクション
…まあ酒井先生は児童虐待が必須ですから…
一度だけ我慢すればあとは忘れてもいいので。
恋ばっかりの世界でわたしはキミと
特別な距離、こういうのはうまいですね。しっかりテーマを絞って高い表現力で。
相談できる友達がいたのは幸運ですね。
首元の呼気とはすごいことをしますね。
寝てないし食べてないことを読まれた…うわ。
で、ここで「絶対ない」って…
ぼくらのクロノスタンス
楽しませたい…そしてパーティ。どんな結果になるのやら。
わちゃわちゃした楽しさはさすがです。
居場所…そんなもの、権力者の指一本で壊せるものですが。
来月号、正直読むのが怖い…
Say the
name!SEVENTEEN
とにかく膨大な情報をうまく集めていますね。
センターステージというのも面白いです。
とにかく前を向いて走る、というのがすごく出ていますね。
指先からキス
何とも言えない甘さのタッチですね。
掃除当番…はは。うまい縁のでき方です。
この話を馬鹿正直に…さてどうなるか、楽しみなポイントです。
指先でしびれてしまう…静電気というオチだったら爆笑。
柔軟で男子と組みたいって自分から…なんという大胆な。
さらに寝ているところに顔を近づけて、これだけ純情なのにやることが大胆すぎる…ギャップがたまりません。
ラストの「もっかい」は反則でしょう。
すごく素敵な作品でした。次回作を楽しみにしてます!
来月号は読み切りと、ちびまる子ちゃんの名作…またどうしようもない分厚さなんでしょうか。